更年期障害が疑われる症状には身体的なものや精神的なものなどいろいろとありますが、現在はまだ、更年期障害の診断をするためのはっきりとした基準ができあがっているとは言えないようです更年期障害かどうかの診断は、更年期の症状を問診等で確認したり、ほかの病気がないかどうか検査することによって判断されるということにならざるをいのが現在の状況と言えます。
問診では、現在の症状の有無や強弱、最終月経や月経の周期などの月経にかかわることについて、質問が行われます。
検査では、血液検査、内診などの婦人科系の検査、心理面での検査などが行われます。
問診や検査の結果、更年期に該当する年齢であり、更年期障害と似た症状のほかの病気がないことが確認されれば、更年期障害による症状であると診断されるケースが多いようです。
診断のための検査項目を以下に列挙します。
血中ホルモン値は閉経後の場合,血中エストラジオールは10pg/ml未満かつ卵胞刺激ホルモンは40mIU/ml以上であれば卵巣機能は低下と判断します.閉経前の場合,血中エストラジオールは50pg/ml以下,卵胞刺激ホルモンは20mIU/ml以上であれば卵巣機能は低下と判断します。
臨床的には簡略更年期指数がよく用いられます。
・うつ病
・甲状腺機能低下症:血液中の甲状腺刺激ホルモンが著しく上昇します。
診断が難しいとき,試しにエストロゲンを数週間投与することがあります.エストロゲン分泌低下による更年期障害なら,かなり症状が改善されます。
※注意:更年期にそれらしい症状がでたときに勝手に「更年期障害」と自己
判断しないようにしましょう.別の疾病が隠れている場合があります。