更年期障害の治療法は医療機関によりおこなわれていますが、現在の所は決定的な治療法が確立されているというわけではないようです。
現在いろいろと行われている更年期霜害の治療法のうち、「ホルモン補充療法」は不安視されていいます。男女を問わず、更年期障害の原因となっているのが、ホルモン量の低下だということはご理解頂けていいると思います。「ホルモンが低下したことが原因なら補ってあげればいいのではないか?」というのがホルモン補充療法なのです。かなり単純な理屈ですが、実際この治療法で不眠や顔のほてりなどの症状が軽減されるし、さらに閉経後の女性の多くに見られる骨粗鬆症の予防にも効果的なのだとされてはいます。
しかし、そう良いことばかりではないのが世の常。作用には常に反作用がともなうもの。
このホルモン補充療法を安易に行うと、その副作用として、男性なら前立腺がんの、女性なら乳ガンや子宮がんの発生を促すのではないかと疑われているのです。
もちろん、誰でもが自由にできる方法ではないですし、医師の指示による治療・処方ではあるのですが、信頼できる医師のもとよく話し合い慎重に考えた方が良いに越したことはないでしょう。ほてりは無くなったが、ガンになった…というのも笑えない話ですからね。
ホルモン補充療法を受ける場合の注意点を、男性・女性それぞれに記載します。ただし、医学も日進月歩で向上していますので、また違った見解がでてくるかもしれません。
前立腺がんの検診を年1回受ける必要がある。
次に該当する人はけっして受けてはいけない。
・乳がん、子宮がん患者と既往者
・血栓症、塞栓症の既往のある人
・心不全、腎不全、肝疾患により水貯留のある人
・肝機能障害のある人
次に該当する人は受けない方が望ましい。
・子宮筋腫、子宮内膜症の人
・高血圧の人
・インスリンを必要とする糖尿病の人
目の前の症状を緩和するために、どこまでリスクを受け入れるかというのは、とても難しい問題ですね。