更年期に入り、卵巣の機能が衰えてくると卵巣から分泌される女性ホルモン、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が低下していきます。この卵胞ホルモンの低下が脳の自律神経中枢の働きを混乱させるのです。この自律神経中枢の混乱が更年期障害の大きな原因のひとつですが、その他に各人のの人格(パーソナリティ)や、心理、社会的背景(家庭の問題、夫婦関係、子供の独立etc)なども重要な発症原因となります。
更年期障害の原因をまとめると、主に以下にあるような要因と過程が考えられます。
| 脳の視床下部からすぐ下にある下垂体を刺激するゴナドトロピン放出ホルモンが放出される。視床下部は卵巣ホルモンを調節するはたらきがあります。 |
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| 下垂体からゴナドトロピンが分泌され、卵巣に対し、卵巣ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌を促します。 |
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| 更年期に入ると、卵巣が老化し、卵巣ホルモンの分泌が減少します。すると、視床下部や下垂体から卵巣ホルモンの分泌を促す指令が出るが、だんだん応えられなくなり、視床下部が「なんとかしなくちゃ!」と興奮してしまいます。 |
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| 視床下部の近くには自律神経を調整している中枢もあり、視床下部が興奮すると自律神経にも影響が出ます。すると、自律神経失調症に似た症状(のぼせやほてり、発汗、頭痛、イライラなど)が更年期の症状として現れてきます。 |